健康で正常な歯茎はキレイなピンク色をしていますが、中には歯茎が黒ずんでいる方もおられます。
黒ずんだ歯茎は不健康で汚らしく見えて審美的には大きなマイナスです。
歯茎が黒ずむ主な原因はふたつあります。
ひとつは喫煙などによって歯茎にメラニン色素が沈殿して黒くなって来るもので、このケースでの黒ずみの特徴は部分的ではなく歯茎全体が同じ様に黒くなって来る事です。
もうひとつはかってよく使われていた金属製の差し歯のイオンが溶け出して、歯茎に刺青をした様な黒ずみが出来るものです。
この場合は歯茎全体ではなく該当する歯の根元の部分にだけ黒ずみが現れます。
歯茎の黒ずみの治療は現在多くの審美歯科で「歯茎のホワイトニング」という名前で治療が行われています。
歯茎のホワイトニングには「レーザー照射」と、薬剤を使う「フェノール・アルコール法」というふたつの方法があります。
レーザー照射による治療ではレーザーを直接歯茎に照射してメラニン色素が沈殿している表層の皮膚を焼き切り、そこに新しい皮膚細胞を再生させます。
新しい皮膚細胞にはメラニンは沈殿していませんので、再生した歯茎はキレイなピンク色になります。
薬剤を使うフェノール・アルコール法は現在多くの審美歯科で歯茎のホワイトニングに使われている術式で、治療法は局部麻酔をした後歯茎に薬剤を塗布して数分後にうがいをするだけです。
フェノール・アルコールを成分とする薬剤を歯肉に塗布すると直後に歯茎が一時白っぽくなり、そして塗布後1週間位するとメラニンが沈殿している表面の皮膚細胞が剥がれ落ちます。
その後はレーザー照射の場合と同じで古い皮膚細胞が剥がれ落ちた後には新しいキレイな皮膚細胞が再生します。
歯茎に薬剤を塗布するだけなので痛みはほとんどありませんが、塗布した直後は多少滲みる様な感じがします。
但し、以上の治療は喫煙などによって歯茎にメラニンが沈殿している場合は有効ですが、差し歯の金属イオンが染み出して刺青状になっている場合は色素の沈殿が深いのでほとんど効果がありません。
【審美歯科,黒ずみ,歯茎,ホワイトニング,メラニン】
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